こんにちは、えふです!

新しい分野や資格試験の勉強を始めようとしたときに、どこから手を付ければ良いか分からなくなってしまった経験はありませんか?

最初勉強を始める頃は、知識が乏しくゴールも分からない状態だと思うので、初期の段階でちゃんと理にかなった手順を踏んで進まないといけません。

もしいきなり飛び級してレベルの齟齬が起きると『三日坊主』という言葉がある通り、物事が長続きしない原因となり、短い期間で諦めてやめてしまうケースになってしまいます。

勉強だけに限らず、新しいことに挑戦する時は0から始める状態になります。そのため始めがとても難しく感じられ、ここで辞めてしまう人がいます。

挫折しないためにも、上手に勉強を習慣化することのできる方法ついて見ていきましょう!

えふ

今回この記事では、主に勉強の目的意識をしっかりと持つことの大切さを書きました。

効率を求めた本格的な勉強方法は別記事で紹介します!

1.始めて勉強する人が感じること

これから勉強を頑張っていく人は新しいことに挑戦するという事なので、分からないことや不安なことがどんどん頭な中に出てきて膨らんでしまう事でしょう。そしてなかなか始めることができなくなってしまいます…

なかなか勉強に手を付けられない理由は人によって様々ですが、一般的なものを挙げると、

  • どのように勉強したら良いの?
  • 勉強する範囲が広すぎて、どこからやれば良いの?
  • どのように進めたら良いの?
  • どれだけ時間をかけて勉強したら良いの?
  • 記憶するのが苦手で勉強が不安
  • 試験問題が解けるレベルまで到達できるか不安
  • 集中力やモチベーションを保てるか不安

といった疑問や不安です。

この質問を投げかけるのは、特に中学生に多く、また再び勉強を始めようとする社会人の方にも多いです。このように思うことは普通の事なので、一つずつクリアして前に進んでいけば問題ありません。

ではこれからどのように進めていけば初期段階をクリアすることができるのか、考えていきたいと思います。

2.まずはここから✍

①目標を定めよう

勉強は長期戦になってくるので、いきなり勉強に入るのではなく、まずはモチベーションを保つために目標設定から入りましょう。

中高生や社会人の皆さんは、将来に向けてどんな目標をもって勉強されていますか?

目標は進むべき方向性を示し、達成したい成果を具体化するものです。

ここでいう目標とは『テストで〇〇点取りたい!』という短期的なものではなく、『〇〇大学(高校)合格!』や『〇〇の資格を取りたい!』といった長期的なものです。

目標を持つことで、行動計画を立てることができ、無駄な時間や労力を使うのを防ぐことができます。しかもモチベーションの維持もできるので、目標は大切ですね!

しかし目標を定めないまま突き進んでしまうと、時間や労力の無駄になるだけでなく、逆にストレスや不安を引き起こすこともあります。

えふ

例えば知らない土地にいたとき、目的や地図を持たないまま歩き続けますか?

いつの間にか無駄な労力や時間が出てきたり、気が付いたらどんどん道が分からなくなって不安感が芽生えるのではないでしょうか…

目標を持つことで、それが進むべき道しるべになるのです。

中高生は『行きたい大学(高校)』や『海外留学』など、社会人の方は『資格の取得』や『スキルアップ』などを目標として決めてみると良いと思います。

②どのような方法を取れば良いか調査しよう

目標を決めることができたら、次は目標達成のためにどんなことをすると良いかを調べてみましょう。調べ方はとても簡単で、もうすでに同じ目標を達成した人がSNSやブログ、YouTubeなどたくさんのところで分かりやすく情報を発信しています。

えふ

体験者の声を聴くことが1番の近道ですね!

調べる内容としては色々あって良いと思いますが、

  1. 目標達成までにかかる時間の目安
  2. どのような対策をしたのか
  3. どんな努力、工夫したのか

上記の3つは知っておいた方が良いと思います。

例えばTOEIC600点を目指す場合、

・『スコアを100点上げるためには200時間の勉強が必要』

・『TOEIC対策講座を受けた』

・『単語と文法の強化』

・『何回も問題集を解き、出題形式のパターンを把握』

こんな感じでたくさん有益な情報が出てきました。

調べて得た情報から、スコア450点の人が600点まで上げるためには約300時間の勉強が必要であるという予測を立てることができます。

えふ

調べてみて、何が必要なのかを考えてみましょう!

③時間軸を考えて計画を立てよう

では最後に将来の目標に向けて、時間単位で考えていきましょう。ここでは目標を達成するために『どんな手順を経て進んで行くのか』という、道から足を踏み外さないための大切な部分となります。

ここで大切なのが、計画性を同時に持ち合わせておくことです。

勉強計画を立てる時は、次の4種類のレベルの時間軸でそれぞれ考えていくと予定が立てやすいです!

  1. 年間計画
  2. 月間計画
  3. 週間計画
  4. 1日計画

例えばTOEIC600点を2か月で攻略を目指す場合、計画は以下のように立てることができます。

試験30~60日前
・『金のフレーズ』で英単語の勉強
・『新TOEIC英文法・語法問題集』でpart5とpart6の対策
・『TOEIC L&Rテスト600点!』で対策

試験7~30日前
・公式問題集で実際の試験形式に慣れる
・試験で使えるテクニックを意識した学習

試験直前~7日前
・公式問題集を何回も解いて復習
・『英単語力』『英文法力』『テクニック』で自分に足りない部分を補う

ただし勉強計画を立てる上で、注意をしてほしいことがあります!

  1. タイトなスケジュールにしない
  2. ハードルの高すぎる計画を立てない
  3. 適宜プランを調整していく

多くの人が勉強計画で失敗する事例は、リアリティを考慮していない点にあります。

自分が実際にできる範囲内を考慮して、勉強する時間や取り組む内容を設定していくようにしましょう!

また、計画を立てる時点ですべてを予測することはできません。勉強を進めていくと予定通りにいかない部分が出てきたりするので、進捗状況に応じて計画を変更していく必要があります。

えふ

焦らず、無理のない計画を立てていくことがコツです!!

3.講義本は不要!

皆さんは目標や計画を立てることができたと思います。そしたら次に参考書について考えていきましょう!

定期テストや受験対策、資格試験対策として勉強する時、『独学の人』と『授業を受けている人』の2パターンに分けられると思います。

多くの人は今手元にある参考書のみで勉強するのではなく、インターネットや本屋で参考書を購入して勉強本をそろえていると思います。

参考書は大きく分けて『講義本』と『問題集』の2つにわけることができます。ここで講義本と問題集の用途を整理していきたいと思いますが、それぞれの役割とは、

  • 講義本
    新しい分野を学ぶとき、より多くの人が理解できるように丁寧な解説を書いて作られているもの。
    読んでインプットするもの
  • 問題集
    習った分野について、問題を解くことで理解を深めるもの
    解いてアウトプットするもの

となります。

次にそれぞれの必要性を考えてみると、問題集はアウトプットとして勉強するのにとても役に立つので、必ずそろえておくべき物です。しかし講義本はどうでしょうか?

独学で勉強している人は講義書を購入しないと学ぶべき知識のインプットができないため、両方の参考書をそろえていると思います。

えふ

一方で授業を受けている人にとって講義本は、わざわざ購入するほどの必要な物なのでしょうか?

授業を受けている人は必ずと言っていいほど教科書が支給されると思います。

そこに講義書を準備してしまうと、インプット用のテキストが複数になってしまいます。

時々、参考書が大好きで何冊も色々な参考書を買ってしまう人がいます。しかし人間は同時に複数のタスクをこなすことはできないため、すべて頑張って勉強しようとすると、逆に中途半端な結果になってしまうのです。

講義本は無駄になるだけでなく、集中を分散させてしまう原因となるのでやめておきましょう。また、他にも講義本が不要である理由があるので挙げてみます!

①授業で教わるから不要

授業では、先生がしっかりと内容を整理し、板書もしてくれています。それなのに、講義本をわざわざ買って読んでいく必要はあるんですかね?

また、時々授業中に遊んでいたり寝ていたりする人が、講義本を買って授業の穴埋めをしようとする人がいます。でもそれって、時間を無駄にしてしまっている気がします。

えふ

授業の時間を最大限に生かすことが大切です!

②YouTubeで解説動画がたくさんある

昔と比べて、実は最近YouTubeの解説動画を見て勉強する人が多いです。

学校の授業では1回しか聴けず、また人によっては先生との相性の良さも気にする人がいると思います。

しかしYouTubeでは何回も再生することができ、再生速度も自由に変えることができます。つまり自分自身に合った方法で勉強を進められるところが良い点ですね!

③分かる人に聞けば良い

勉強は基本個人で進めますが、結局のところ分からないところは人から教わった方がはるかに効率が良いです。どういうことかというと、分かっている人はもうすでに頭の中で整理できているので、

一人でやるとき:説明を読む⇒整理する⇒理解する

人に教わるとき:話を聞く⇒理解する

という手順となり、『整理する』の手間が省けるということになります。

あなたの周りには先生、友達(ネット友達)、先輩、両親などがいると思うので、分からないところは一人で悩まずとことん聞いて解決しましょう!

4.最後に

今回の記事では勉強を始める段階で、どのように準備していけば良いのかを紹介していきました。

勉強を進めていくと悩みだったり不安なこと、分からないことがたくさん出てきます。しかし諦めずに1つずつこなしていけば必ず乗り越えられるので、頑張っていきましょう!

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