こんにちは、えふです!
普段みなさんは目標を達成するために日々努力を積み重ねていると思います。
学校の定期テストや受験、資格試験はだいたい数日間で終わりますが、それまで試験に向けて重ねてきた勉強時間はとても長いものです。すると長期間同じ目標に向かっていかなければならないので、感情の浮き沈みがあったり、ストレスが少しずつ溜まってきたりします。
もしストレス量が増えてくるとイライラや不安、混乱などの症状がでてきて、生産性も落ちてしまいます。そしてストレス量が限界まで達してしまうと、高血圧や心筋梗塞などの重度な病気になってしまう事があります。
一方でストレス量が少なすぎるのもあまり良くなくて、緊張感がなく頭が働いていないため、無気力状態となってしまいます。
そのため適度なストレス量を保つ必要があり、常日頃からストレスと上手に付き合っていかなければなりません。
今回は勉強において、ストレスを感じる原因と上手に解消できる方法を紹介していきたいと思います。
目次
1.ストレスを感じる原因
ストレスを感じる程度が大きいと、なかなか勉強に集中できなかったり、成績が上がりにくくなってしまったりします。
勉強にはストレスが付き物であり、誰しもが受けています。
特に受験生は思い切って本気で勉強する必要があり、さらにそれを長期間続けなければなりません。そのため、ストレスを溜め込むと『受験鬱』と呼ばれる症状を発症する人もいるくらいです。
では、どのようなことがストレスの原因となってしまうのかを見ていきましょう。
①周りからの期待
両親や先生、友達など、あなたの周りに多くの人がいると思います。
その周りの人たちが過度な期待を寄せてしまうと、それが逆にプレッシャーとなって追い詰めてしまうのです。
例えば将来有望と言われていた野球選手が、プロ入りしてから全く成績を残せなくて落ちぶれてしまうことがあります。その原因の1つにプレッシャーというものがあり、ストレスにより実力を発揮できていないと考えられます。
②努力量と結果のギャップ
自分が努力してきた量と実際の結果にギャップができてしまい、それが原因でストレスを感じてしまいます。
せっかく頑張って勉強したのに、成績が全然上がらなかったらどんな気持ちになりますか?
おそらくイライラしたり、勉強するのが嫌になってしまうと思います。これがストレスになってしまうのです。
勉強を始めてから実際に結果に表れてくるのが、数か月ほどかかってしまうのです。
残念ながら結果に表れるまでは、とてもストレスフルな期間になりますね…
③生活リズムの乱れ
睡眠不足や暴飲暴食など生活リズムの乱れが原因で、ストレス量は大きくなってしまいます。
例えば睡眠不足が原因でイライラが生じたり、ケアレスミスを連発してしまって自分には無理だと思い込んでしまう。
これによりストレスを生み続ける負のスパイラルに突入してしまいます。
2.ストレスの解消方法
まずストレス発散のために皆さんが知っておくべきポイントが以下の3つあります。
・手軽さがあり、続けやすい
・アドレナリンが出るものは不可!← 特に注意!
・ストレス解消方法を複数持ち合わせておくこと
この3点を気を付けることで、効果的にストレスを発散させることができます。
ただ1番気を付けておきたいことは、アドレナリンが出るものについては注意が必要です!
ゲームやギャンブルなどは、アドレナリンがどばどば出てストレスの事を忘れさせてくれます。しかしこのアドレナリンはストレスを解消するのではなく、あくまでも一時的に忘れさせてくれるだけです。
痛み止めを打っているようなものなので、切れたらまたストレスを感じている状態に戻るのです。さらにもし負けたり思うような結果が得られなかった場合、逆にストレスを生むだけなので解消方法としては不適です…
それではストレスと上手に付き合っていくために、どのようなストレス解消方法があるのかを見ていきましょう!
①グリーンエクササイズ(自然と運動)
グリーンエクササイズとはどういうものかというと、『自然の中でジョギングやヨガ、サイクリングなどを楽しむこと』です。
これはストレス解消度の高い『自然』と『運動』を掛け合わせたもので、他のどの解消方法よりも有効性が高いのでとてもおすすめです!
2010年にイギリスのエセックス大学が行った研究によると、1日わずか5分間やるだけで気持ちが上がったり、メンタルの改善が表れたそうです。
山や川、海などではもちろん有効性は高いですが、地域にあるような緑地された広場や公園でも効果は十分あります。
わざわざ遠いところに行く必要がなく、とても手軽にできますね!
②読書
イギリスのサセックス大学の研究によると、読書は68%という高いストレス軽減効果があるという事がわかりました。ちなみにエセックス大学とサセックス大学は非常に似た名前の大学ですが、全く別の大学になります。
読書に没頭することでストレスの原因となる現実から離れることができ、また読書により共感体験をすることができるのもストレス解消の要因となります。
ちなみに本のジャンルはなんでもOKなので、小説やビジネス書でも自分の好きな本を読むと良いです!
③光を浴びる
ヘルシンキ大学の研究によると、日光に照らされて運動した人は活力の向上だったり、抑うつ症状からの解放をもたらしたという報告があります。
太陽の紫外線は皮膚でビタミンDを生成する働きがあり、これはメンタルや脳に大きく影響します。
※ただし、ビタミンDは食べ物では生成されません。
日本人、特に若年女性の8割以上の人が慢性的にビタミンD不足に陥っているようなので、しっかりと日光を浴びることが大切ですね!
④サウナ
最近ブームとなっているサウナも私たち人間の身体に対して良い影響を与えるそうです。
適切にサウナを利用することで、ストレス解消や疲労の回復、免疫機能の向上など数多くの効果があると報告されています。
ただしサウナ空間は超高温なため、その分リスクがあり注意が必要です。
毎日利用していたり無理をして長時間にわたり入っていると、身体の細胞を傷つけてしまったり心臓に負荷をかけてしまいます。さらにサウナで身体を温めた後、急に水風呂に入って冷ますとヒートショックの原因になったりもします。
サウナでは絶対に無理をせず適切に利用することで、効果を期待することができます!
⑤深呼吸、瞑想
マインドフルネスという瞑想法も最近話題となっています。特にGoogleやFacebookといった大手企業が取り入れたことにより知名度が上がりました。
マインドフルネスとは、呼吸を意識して集中を高める方法です。これによりリラックス効果を促し、身体を緊張状態から解放させることができるのです。
この手法により得られる効果として、ストレス軽減や集中力の向上、自律神経の回復といったものが実証されています。
とても緊張する場面や寝る前に行うことで自律神経のバランスが取れ、効果が実感できます!
⑥親友と過ごす
あなたの周りに親友と呼べる人はいますか?
親友は友達と違います。親友とは、『自分に大変なことが起きても見捨てず、親身になって付き添ってくれる人』の事を指します。
親身になってくれる人に不安や悩みを打ち明けることで、共感を得られたり自己肯定感を高められます。そのため頭の中からネガティブ感情が消え、ストレス軽減や心がスッキリします。
不安や悩みがあっても、一人で抱え込まず打ち明けましょう!
⑦マッサージ
マッサージについてもストレスとの関係性を研究した論文が多数あり、ストレス軽減を期待できる報告があります。
マッサージは身体的や心理的なストレスを改善する手段として有効であり、わずか20分という短い時間でも効果は発揮されます。
マッサージの効果はとても多く有効性は絶大なので、疲れてしまった身体や心を癒すのにおすすめです!
3.最後に
今回は、勉強していてストレスになる原因とその解消方法について紹介してきました。
ストレスは毎日少しずつ溜まっていき、もしストレス量が増えすぎてしまうと身体に害を及ぼしてしまう可能性があります。
そうならないためにも習慣的にでき、手軽に発散させられる方法を使ってストレス量を維持させることが大切です。
ストレスの事をよく知り、うまく付き合っていきましょう!