こんにちは、えふです!
皆さんは勉強や仕事をしていて、いつの間にかやるべき物事をたくさん抱えるようになってしまったり、頑張ろうと思っていたのに結局一日をダラダラ過ごしてしまった経験はありませんか?
いつかはやらなければならないと分かっていても、ついつい後回しにしてしまいもどかしいですよね…
その状況を打開するために自分自身のスケジュールを立ててみて、時間管理を行ってみてはいかがですか?
タイムマネジメントは学習や仕事を効率的にこなすための重要なスキルです。このテクニックを磨くことで、自分の時間をより効率的に使うことができ、集中力を高めることができます。
今回は上手に時間を管理する方法と、❝タイムボックス法❞について紹介していきたいと思います。
目次
1.優先順位を付ける
普段私たちは勉強や仕事など、数多くのやるべきタスクを抱えていますが、それらを適切にこなしていくためにはまず優先順位を明確にすることが大切です。
もしやるべき物事の数が多く、それらを上手く整理できていなかった場合、例えば必要性の低いものにエネルギーを注いでしまったり混乱して時間をロスしてしまったりします。
しかし物事を整理して優先順位を付けておくことで、無駄を省くことができ、また作業効率が高まるため成果を最大化させたりすることができます。
では、どのように優先順位を付けていけば良いか見ていきましょう。
1-1.メモに書きだす
タスクが多すぎる時、処理完了までの道筋を頭の中だけで考えてしまうと、今本当にやるべきことが分からず頭が混乱してしまう場合があります。
とりあえず目についた物から闇雲にやっていっても、行き当たりばったりになったり、どれも中途半端になってしまったりして作業効率も非常に悪くなってしまします。
そうならないためにもまずはどんなタスクが残っているのかをメモにすべて書き出して、視覚化できるようにしましょう!やるべき内容とそれにかかる時間を❝見える化❞させることで、解決への糸口が分かり、スムーズに進みやすくなるのです。
この段階ではあまり深くまで考えることはせず、できるだけ思いつくものをすべて書き出していきましょう。
そして、それらの優先順位について考える際にポイントとなるのが①リソースと②リターンです。
『リソース』と『リターン』について考慮して、どのタスクから処理していくと効果的なのかをピックアップしていきましょう。
1-2.2つのR【リソース】
ビジネスの分野において、目的の達成に必要な要素や役立つ要素を『リソース』と呼びます。リソースの意味としては❝資源❞や❝役立つ物❞という意味があり、ビジネス分野では時間や人的能力、手段などの要素を含みます。
普段私たちは数多くのタスクに直面しますが、リソースは無限ではありません。
そのためどこにリソースを割り当てるか戦略的に考えることで、リソースの無駄を最小限に抑え、結果的に効率性と成果を最大化させることができるようになります。
効率的かつ持続的にするために、バランスよく割り当てていきましょう!
1-3.2つのR【リターン】
そしてもう一つ大切なことが、やるべき物事に対して費やした『リソース』がどのような『リターン』をもたらすかを考えていくことも大切です。
費やした時間や能力、エネルギーが将来的にどのような価値や利益をもたらしてくれるのかを事前に考えておくことで、何をやったら効果的に結果に結び付くかを予測することができ、より良い成果を達成することができるようになります。
またリターンが大きければ大きいほど、得られた成果がモチベーションの向上につながり、他のタスクにも良い影響があるかもしれません。
比較的リターンの大きいものを重点的に選んでいって、成果を最大化させていきましょう!
2.スケジュール調整
そしてスケジュールの調整は効率的な時間管理術としてのポイントとなります。
様々なタスクや活動のスケジュールを調整することは、日常生活を最適化することができ、限られた時間を有効活用する上で重要な方法になります。
ではスケジュールの調整方法について考えていきましょう。
2-1.柔軟性の確保
まずスケジュールを調整する上で大切なことは余裕をもってスケジュールを組んでおくことです。
予期せぬ出来事や急な変更が生じてしまう事はよくある事であり、スケジュール作成時に時間の余裕を持たせておくことで、突発的な状況にも臨機応変に対応することができます。
また日々状況が変わっていくこともあり、スケジュールとのズレも生じてきます。そのためスケジュールの定期的な見直しや調整を行うことで、最適なスケジュールを維持することができます。
2-2.パーソナルな調整
そして個々の特性や生産リズムに合わせてスケジュールを調整することも大切です。
仕事とプライベートのバランスを考慮し、自分のエネルギーレベルや生産性のピークタイムに合わせてスケジュールを調整することで、より効率的な時間の使い方をすることができます。
朝が得意な人、夜が得意な人など、人によって集中力を発揮できる時間帯は異なりますが、自身の生産性のピークタイムに合わせてスケジュールを組むことでタスク遂行の効率を高めることができます!
3.タイムボックス法とは?
タスクを行う時間を事前に決めておき、実行中は邪魔が入らないようにして一つの物事だけに完全集中している状態にする方法
時間は貴重なリソースであり、やらなければならないタスクや活動の多さに圧倒されてしまします。だからと言って無理にマルチタスクをしてしまうと、ダラダラになったり注意力が散漫になってしまったりして、ミスが増えたりするのであまりおすすめは出来ません。
しかし確保した時間の中で一度に集中して特定のタスクに取り組むことで、その時間内にタスクを終わらせられる可能性が高まり、また完成度も高まります。
【タイムボックス法のやり方】
(1)一日を時間のブロックとして分割
(2)集中して進めたいタスクをブロックに当てはめていく
(3)実践してみて、スケジュールを再評価
例えば、一日の内6時間で取り組もうと思うタスクがA(中級レベル),B(初級レベル),C(上級レベル)の3つあるとしましょう。
すると初級レベルのBには1時間、中級レベルのAには2時間、上級レベルのCには3時間を割り当てていく感じです。とてもシンプルな計画にし、それぞれの時間内はしっかりと集中して取り組むのがポイントです!
Aを進め始めたけど途中でBが気になってA→Bへ、だけど今度は逆にBを進めてたけど途中でやりかけのAが気になってB→Aへ、そしてまたまたやりかけのBが気になってA→Bへ。
AとBの予定時刻を大幅にオーバーしてしまったのに、最後に気が付いたら一番大変なCが何も手を付けられずに残ってしまった。
この様に、タスクを行ったり来たりしてしまうのは要注意です!!
4.タイムボックス法のメリット
4-1.生産性が上がる
タイムボックス法を取り入れることで、他の事に気が散らず一つのタスクに集中できるできるので生産性が上がります。生産性が上がることでタスク遂行のために費やす時間が減り、それにより余った時間を別のタスクに時間をかけることができます。
そのため同じ時間内でより多くの作業をこなすことができ、仕事量もどんどん増やしていくことができます。
4-2.質が向上する
単なる作業の量だけでなく、その質も向上させることができます。
集中して取り組むことでミスを減らすことができ、タスクに無駄な手戻りや修正が発生しにくくなります。
そして時間にメリハリを付けられるのもポイントです。人間は楽な方へ行ってしまうため、単にやることを決めているだけでスケジュールに組んでいないとダラダラしてしまいがちです。
しかし縛りを設けておくことでそういうダラダラも必然と避けることができ、一日の密度が濃くなります。
4-3.苦手なことへの挑戦が容易に!
苦手なことに対して気が引けてしまいますが、『短い時間だけなら!』とポジティブに考えてみると案外挑戦しやすくなります。
このように苦手なことに挑戦するという余裕を持っておくことで、苦手克服やスキルアップといった成長へとつながっていきます。
4-4.ストレスを感じなくなる
やらなければならないタスクを残したまま過ごしていると、タスクが残っていることが無意識のうちに気がかりになってくるので、時間が経てばたつほどストレスが溜まっていきます。
そして期限が迫ってくると、締め切りに対して不安感や圧迫感が出てくるので、なおさらストレス量が増えていきます。
先延ばしにせず時間を決めて一気にやり通すことで、これらのストレスから回避することができます。
タイムボックス法は『時間の使い方を変えたい!』と思う人にとって有効な手段であり、近年アメリカで広まりつつある方法です。
この方法の魅力は、無駄な時間の浪費を最小限にし、集中力を最大限に引き出せる点にあります。
実際に実践してみて、メリハリの付いた生活を目指してみてはいかがですか?
4.最後に
今回はタイムマネジメントについて紹介していきました。
時間とは刻一刻と減っていく貴重な財産であり、何も考えずに日々を過ごしている人もひたすら頑張っている人も平等に失っていきます。
人生をより豊かにするために勉強や仕事といったタスクを処理していく必要がありますが、時間の使い方もよく考え大切にして過ごすのが賢明だと思います。
そのためにもタイムマネジメントをしっかりとしていきましょう!